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自分の人生観を大きく変えた出来事…パート5

2010.10.24.
島田幸廣(バストショットイラスト).jpg
[かわいい]1991年(平成3年)に、社団法人三条青年会議所第25代理事長をさせて頂いた。
[かわいい]三条青年会議所理事長として、一年間で発信した手紙が三百通、ハガキが三千通。
  大変とは、自分自身を大きく変える機会でもあり、最大のチャンスである。
  出逢いを大切に…


[ぴかぴか(新しい)]現役時代は、殆ど過去を語ることはなかったが…
  青年会議所時代のことを少し記してみたいと思う。

1991年度 理事長所信  島田幸廣
 21世紀を目前に控え、今や新しい風が全世界を変えようとしています。このような世界的
潮流に中、様々な運動を実践し歩み続けてきた(社)三条青年会議所も25周年を迎えようと
しています。
 一昨年、加茂・燕・三条の3青年会議所が、連帯と協力の輪を広げ県央地域の合併に関し
ての活動をさらに推し進めて行くために、姉妹青年会議所の締結を致しました。
 また20世紀最後の10年間の市政運営の指針と共に、21世紀に向けての街づくりの骨格
となる第3次三条市振興整備計画が発表されました。
 価値観が多様化し変革の90年代と言われる今日、私達は今まで以上に視野を広げ、活力、
生きがい、思いやりのある個性溢れた地域社会の構築を目指す必要があると考えます。
 諸先輩達が築かれた歴史を大切に継承し、次なる30周年にメンバー全員が地域住民の
皆様方と共に、愛する県央都市三条は「こんな街です」「こんな街になるんです」と言えるように
努力しようではありませんか。全国的にも国際的にも知られる「街づくり運動」を起こすには、
今何を考えどう行動すべきか真剣に討議しようではありませんか。
 本年度の(社)三条青年会議所はキーワードを、「ちょっと素敵なまちづくりに参加しませんか」
とし、地域活性化運動の情報発信基地、また市民と行政とのパイプ役として活動します。
 そのため、ふれあい・情報ネットワークを確立することを考えております。より広い視野に立つ
ために青年会議所内部だけでなく、県央地域で積極的に活動されている青年団体及び各種
団体の皆様方とより深い情報交換の場を持ち、地域活性化運動の情報を発信する考えです。
 また、私達は過去数回にわたり「市民意識アンケート」等を通じて、その時代の市民の皆様方
の動向を調査してまいりました。今年度「市民と行政と語る委員会」等を新設し、市民の皆様、
他団体の皆様方に積極的に声をかけ、「こんな街にしてみたい」との夢が市民に芽生えるような
運動を展開していきます。
 そして私達が住む街のデザインに関して積極的に行政に参画し、「ちょっと素敵なまちづくり」
運動の具体的政策の提言を行う考えです。街の主役は市民一人ひとりです。皆で「ちょっと素敵
なまちづくり」運動の「市民会議」を実現しようではありませんか。
 今日までの永きに至る歴史に誇りを持ち、愛する県央地域発展の為、市民・行政の協力を
頂き、努力したいと考えております。
 会員諸兄の一層の奮起と協力を期待いたします。

[ぴかぴか(新しい)]次年度理事長予定者として、臨時総会で承認された後に…
  会員の前で紹介された、伸子からのサプライズ手紙です。

 拝啓
  盛夏の候、あなた様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
  日頃、大変お世話になりまして、扶養家族を代表いたしまして心よりお礼申し上げます。
  ところで、先日は大変失礼な事を申しまして、すみませんでした。
  突然、「次年度の理事長を受けてもらえないかって言われたんだが、お前どう思う」ですもの。
  びっくりしました。頭の中が混乱して、とっさに「あなたより、もっと適任の方がいるんじゃ
  ないの」なんて、つっけんどんに言ってしまいました。ごめんなさい。
  あの日から、あなたも悩んでいましたが、私も悩みました。
  冷静になって考えているうちに、だんだんと気持ちが揺れ動いていきました。
  青年会議所にも、あと二年。なりたくてもなれない人が多くいる中で、あえて、あなたを推薦して
  くれたなんて。なんと幸せな人なんだろう。一生に二度とないチャンスにあえて挑戦してみても
  いいんじゃないか。結果なんて、やってみなければわからないんだからという気持ちに変わって
  いきました。
  あなたに、わたしの気持ちを言っても、やはり会社の事が気がかりなのか、なかなか吹っ切れない
  様子でした。そんなある日、「理事長、受けることにしたよ」と言ってくれた時は、私もほっと
  しました。
  一度しかない人生だもん、おもいきり頑張って下さい。
  なんといっても体が資本。健康管理は私が引き受けますので、一年間仲良くやっていきましょう。
  では、また。
                                       かしこ 
                                                   

  島田幸廣様へ                              伸子より



[ぴかぴか(新しい)]三条青年会議所が毎月発行する会報あゆしき12月号に…
  一年間、私を支えてくれた専務理事と事務局長の二人が…

1991 JC EXPRESS あゆしき12月号 
        「島田丸、見事帰港ス」 ~理事長、お疲れさま、そして、有難う~

「あったかくて、たいせつな」          専務理事  加藤 隆
   皆さんは昼間、外を歩いている時何を感じますか?
   よ~く考えてみましょう。普段はあんまり感じないかもしれません。
   上を見てください。あったかい物。なくてはならない物。大切な物。
   そうです。おてんとう様の光です。
   地球の命が生まれたのも、今皆さんが生きているのも、み~んな太陽のおかげ。
   突然だけれど島田理事長っておてんとう様みたいだと思った。
   目だって人前に出てくる人ではないけれども、メンバーを思い、メンバーの成長を願い、
   メンバーの個性を大切にする人。そして、メンバーを誰よりもよく見ている人。
   三条青年会議所を隅々まで照らし、なくてはならない人。
   具体的に動いてごらん。具体的に動けば具体的に答えが出るよと教えてくれた人。
   花を支える枝、枝を支える幹、幹を支える根、でもね根は見えないんだよと教えてくれた人。
   そして、ひとの世の幸不幸は人と人とが逢うことからはじまる。よき出逢いをと教えてくれた
   人。ありがとう。思わず言葉が出てしまった。ありがとう。島田さん。

「理事長、あなたの笑顔に教えられました。」  事務局長  菅原俊哉
   島田理事長、一年間本当にご苦労様でした。
   一月の京都会議に始まり、南富川青年会議所への訪韓、ブロック会長公式訪問、
   まちづくりフォーラム、チビッ子駅伝、草津への会員レクレーション、福井の地区大会、
   25周年記念式典、ブロック会員大会、東京ドームでの全国大会、わいわいコミッション91、
   他ロムの行事、会議等、数多くの行事があり理事長のスケジュール表には、休日が殆ど
   なかったと思います。
   スリムな体のどこにそんなパワーがかくされているのでしょう。
   どこへ行く時も似顔絵入りのハガキを持ち、京都会議や訪韓の時などは、一番疲れて
   いるはずなのに部屋に戻ってからメンバー宛に書かれていました。
   以前はあまりお酒を飲まなかったように思いますが、この一年間で相当の量を飲まれた
   事でしょう。体には充分に気をつけていただきたいと思います。
   私は一年間、素晴らしい経験と勉強を理事長からさせていただきまして本当に有難う
   ございました。解らない事だらけで迷惑をかけた事も多々あったと思いますが、お許し下さい。
   理事長の笑っている時の顔は最高です。
   今年は家族との時間が取れなかった事だと思います。来年は家族と好きな旅行をゆっくりと
   楽しみ、家庭で最高の笑顔を見せてください。
   「ちょっと素敵なまちづくりに参加しませんか」のキーワードのもとにメンバー全員を積極的
   にまちづくりに参画させ、市民会議を実現させた理事長に拍手を送るとともに感謝いたします。
   今後も体に気をつけて、家庭に仕事にJCに頑張ってください。
   一年間有難うございました。

 [かわいい]実は、菅原さんは、2002年(平成14年)帰らぬ人となってしまいました。
   誰よりも私の健康を心配してくれた菅原さんが…
   心からご冥福をお祈りいたします。   合掌  
 
 
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